ピアノを学んでいく中で、直面する、『練習』について。
このところ、レッスンで練習について触れることが多いため、書いてみたいと思います。
最近、保護者の方から、
お子さんが『自分から練習するようになりました』
とお聞きしました。
レッスン前は寝る間も惜しんで一生懸命練習している様子!
ピアノは毎日の練習が、上達に繋がります。
習い事をする目的は、ご家庭の方針でさまざまであると思いますが、
習い事をするからには!
ぜひ努力を続けて、上達することはもちろん、技術と知識を身につけ、「やればできる!」という前向きな気持ちを持てるようになってほしいですよね。
まずは、練習をする環境づくりが大切であると思います。
当たり前のことですが、この、「練習をする環境づくり」は簡単なようで難しい‥。
保護者の方のお話をお伺いしていると、状況は本当にさまざま。
先週、練習会(https://www.musicbloom.net/練習会を行いました-5664.html)を開催するにあたってアンケートを保護者さまにお願いさせていただきました。
その回答を交えながら、ピアノの練習の取り組み方の工夫について書いていきたいと思います。
①習慣にする
②声の掛け方
③家庭一丸となって取り組む
3つが重要であると思います。
この①の習慣にする、というのは、お子さまとご家族の生活習慣の中で、ピアノに向かえる時間を探すということ。
定着するまで試行錯誤を繰り返していくことで、ピアノに向かう意志が芽生えてくるようです。
朝が取り組みやすいお子さまも入れば、できるまで寝ずに頑張る!というお子さまもいます。
忙しい日、余裕がある日、それぞれ1日のスケジュールを書き出し、見直してみてください。時間を有効に使う方法を考えてみてはいかがでしょうか?
この方法で、15分〜30分程練習時間が長くとれるようになったご家庭がほとんどです。
②の「声の掛け方」について。
身内であると、つい、
やりなさい!
なんでやらないの!
なんでできないの!
と言った声を掛けて、バトルになってしまいがちのようです。
こういった、保護者の方のお子さまを思う気持ちの入った声掛け、やりとりを交えてピアノに向かうことは、お子さま自身が家族と一緒に取り組んでいるという実感が得られたり、お子さまが成長して後々ピアノに取り組んだ思い出になると思うのですが、
声掛けで重要なことは、
「目的を忘れないこと」ではないでしょうか?
お子さまがスムーズに練習に取り組めたらベスト・・・の筈ですよね。
*「レッスン、○○だけど、練習しなくて良いの?」と軽く言ってみる
*自分でやるって言ったピアノだよね?やらないと後悔することになるよ
など、練習に対しての意識を持てるような声掛けが効果的のようです。
また、
「できなかった分は次の日に繰り越す」といった約束ごとをしたり、「ご褒美制」などの方法をとっているご家庭もあるようです。
最後に、③の「家族一丸となって取り組む」について。
これは、1番練習に向かう姿勢が自然と身につくかもしれません。
*お子さまが弾いている曲を弾いてみる
一家の中で、他の人がピアノを弾いていると、自分も!という気持ちご芽生えてくるようです。
楽器をなさっているご家族がいらっしゃれば、
*家族で合奏する
も素敵ですね!
気軽に取り組めそうなアイディアとしては、
*家族の前で演奏する
という方法はいかがでしょうか?
毎週、曲の仕上がりを確認する意味で演奏すれば、本番で力を発揮する練習にもなります。
以上、練習について書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
日々の練習の様子や気掛かりなこと、是非お気軽にお話ください!
お子さまが自らの意志を持って、ピアノに向かうことができるようにレッスンを進めて参ります。
MusicBloomピアノ教室 白金台https://www.musicbloom.net/