合唱コンクールの審査員

母校の高校で、合唱コンクールの審査員をさせていただきました。

まず私が注目したのは選曲について。

先生のアドバイスのもと、生徒さんが選んでくるそうですが、

過去を振り返って、先輩方が優勝した曲や難易度、さまざまな角度から分析して、選び抜いているとのことでした。

曲は、信長長富さんの作品を選曲しているクラスが多く、音程とリズム、曲の世界観や作曲者の意図をしっかりと読みとっていて、難しい難易度の高い曲ですが、楽譜を理解する能力が高くびっくりしました・・!

たくさんの声が重なり合って響くハーモニーは、単純に「人の声」が聴こえているという感覚ではなく、

多声部そのものがひとつの楽器であるかのようで、人間の声の美しさを感じます。

思い思いに工夫して練習に取り組んだと見える演奏が心に響きました。

私が在学していた頃は高校のみでしたが、中学校から高校の一貫校となりました。

在学中から、合唱コンクールは行事の中でも力を入れており、各学年8クラスずつ3学年ある中で、24位から1位までを学年問わずに順位を発表するという方針が、代々受け継がれていました。

合唱コンクールの伝統は、現在でも変わらないようで、

目まぐるしく変化していく物事が多い昨今、受け継がれていることがあるということに、嬉しく思いました。

守っていくもの、新しく更新していくこと、どちらも大切なこと。

音楽を通して、

こんなことも改めて考える機会となりました。

貴重な機会をいただき、ありがとうこざいました。