特別なピアノを弾くこと①  (ベーゼンドルファー ドラゴンフライ)

特別なピアノを弾くこと①  (ベーゼンドルファー ドラゴンフライ)

 

 

演奏のお仕事で、ベーゼンドルファードラゴンフライを弾かせていただきました。

とっても美しく華やかなピアノだったので、ぜひ皆さまにも知っていただきたく、

ここで紹介させてください・・・♩

https://www.boesendorfer.com/ja/pianos/collectors-item/dragonfly

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

装飾が漆のように見えますが、

象嵌細工が使用されているそうです。

ウイーンにあるシェーンブルン宮殿の美しい庭園の植物が描かれています。

象嵌細工とは・・金属や木材、陶磁などに模様を彫り、そのくぼみに別な素材をはめ込む加飾法で、

日本伝統の技法のようです。

 

 

ピアノの形は、ピアノと椅子の脚が通常のコンサートグランドより重厚さがあり、

その見た目から、どのような音色なのか想像せずにはいられませんでした。

 

もともと、ベーゼンドルファーは、ウインナートーンと言って

深みがあり、豊かに響く音が特徴のピアノ。

重厚感が強い音色だと想像。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演奏し慣れている曲で、このベーゼンドルファーはどのように響くのか、

他のピアノとの違いを感じたいと思っていたので、

ラウンジ系の演奏で、いつも1曲目に弾く

映画「海の上のピアニスト」より”Legend of1900”

を。

 

 

 

軽やかなタッチで弾くと、高音が高らかにキラキラと音が舞っていくような響き。

中〜低音はウインナートーンと呼ばれる所以、

丸みがある柔らかい音で重厚感もあり、演奏していて和声感・メロディーが安定する安心感がありました。

演奏していて、心が潤うピアノでした。

 

このピアノは、立川駅にあるグリーンスプリングスという商業施設の中にある

ドラゴンフライバーにあり、

毎週末演奏を聴きながらお食事ができます。(2022年1月以降、残念ながら演奏は一旦見合わせとのこと)

ピアノは常時展示されています。

https://greensprings.jp/

 

 

ピアノを演奏すること、曲として完成させることだけに注力するのではなく、

自分の演奏を通して、音色を楽しんだり、楽器の背景を知ること。

 

 

ブランド、歴史、音色、置いてある場所・・

「特別なピアノ」を見つけることで、音楽のストーリーが増えます。

思い出がたくさん増えていくことも、

音楽を学ぶ楽しみのひとつ。

レッスンでは、特別なピアノで弾く弾き合い会の機会をつくっていますが、

ぜひ、ご自身で、ご家族で様々なピアノを調べて触れて、

音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか・・・♩