若尾佳代先生のレッスンを見学させていただきました

4月、若尾佳代先生のレッスン見学へお伺いさせていただきました。

若尾佳代先生は、パリ市立音楽院第3課程にて、サンソン・フランソワ唯一の弟子であるブルーノ・リグット氏のクラスにて学び、

エコールノルマル音楽院にて高等演奏資格取得されました。

その後もコンサーティストコースにて研鑽を積まれ、

現在は、プロを目指す生徒さんを指導。

生徒さんは、数々の名だたるコンクールで入賞、先生ご自身はコンクールの審査員もなさっていらっしゃいます。

まず、生徒さんのレッスンを見学。

小学3年生、中学生の演奏を聴かせていただきました。

やはり、プロを目指すと決めて、レッスンに取り組んでいる生徒さん、

演奏・レッスンに集中していることはもちろん、先生が仰った内容をレッスン中にしっかりと吸収しようという意欲が見て取れます。

レッスンの中で、

ソルフェージュをしっかりと学んでいると見てとれる場面が多々ありました。

音の方向性や楽語の理解、確実なテンポ感、

若尾先生の指導が入り、先生の言葉に戸惑うことなどなく、レッスンが進んでいきます。

若尾先生は、ホールで弾くことを前提としての指導をなさっており、

繊細な響きを表現するために、シルクのスカーフを使用。

実際にシルクのスカーフに触れ、先生と生徒さん、先生の言葉と触れる手元をしっかりと確かめるように、どのように触ると求めている音色を表現できるのか、丁寧に指導されていらっしゃいました。

ほとんどの生徒さんは若尾先生のレッスンと並行して、ソルフェージュを桐朋音楽教室で学ばれているそうです。

桐朋音楽教室でのピアノも学び、若尾先生のご自宅でのレッスンに取り組んでいる生徒さんもいらっしゃるとのことです。

レッスン後には、私と同じく、教室を主宰している先生と若尾先生を囲んで、レッスンについての質問の時間。アドバイスを頂戴したりと、とても充実した時間を過ごさせていただきました。

現在に至るまで、どんな生徒さんであっても、学校の伴奏や地域で活躍、コンクールでは上位となっていったとのこと。

何十名の生徒さんを抱えている上、生徒さんが軒並み優秀になるようにご指導される先生というのは、

ピアノ指導者から見て、鏡のような存在。

若尾先生は、

「先生の得意なことを生かして指導を行う」ことを励ましてくださり、

先生の言葉をきっかけに、

当教室として、昨今力を入れている作曲やソルフェージュの指導カリキュラムを見直し、ブラッシュアップさせていこうと思い、準備を始めました。

若尾先生のレッスンを拝見し、音の響きに合わせたタッチの方法を学ぶこととソルフェージュの重要性を感じました。今後、教室でも取り入れて参ります。

等教室では、

ピアノを弾くことはもちろん、音楽を自分のものとし、自由に扱えるようになるためのレッスンを行って行く、

この方針をより強く打ち出していきたいと思います。