mesm東京さんで機会をいただき、演奏をしました。
2020年のコロナ禍にウォーターフロントとして開発されている竹芝に開業し、
なんと全室に電子ピアノがある!ホテルです。
*セットリスト*
I got rhythm
Spain
Waltz for debby
エディットピアフを讃えて(プーランク)
エオリアンハープ(ショパン)
…etc.
ご案内は差し控えさせていただいていたにも関わらず・・生徒さんいらしてくださいました。
か、かわいい・・♡
年末からオンラインレッスンだったため、対面で元気なお顔を拝見することができて、喜びもひとしお。
とってもしっかりとしていて、素直で、
かつ努力の仕方がわかっている賢い生徒さんです。
大人が忘れかけてしまっていることを、思い出させてくれる、
大人こそ学びたい姿勢や努力。
レッスンで聞かせてくれる演奏と明るい笑顔。
いつも、こちらがあたたかい気持ちになります。
そして、演奏について。選曲について少し。
昨年からあたためてきたアレンジや、
日々、演奏のお仕事でたくさん弾いてきた曲、
自分で練習していた曲の中から、
メズム東京さんのコンテンポラリーなイメージ、クリエイティブに合うように選曲しました。
メズム東京さんは、ホテル専属のクリエイティブデザイナー小泉賢太郎さんのセンスで統一されていて、
その世界観と四つ星ホテルのホスピタリティを感じることができます。
ピアノがらある25階のロビーから見える、シティ感溢れる眺望にリンクする音をイメージして選曲をしました。
煌びやかに光る夜景には、透明感ある和音づかい、高音をリンクさせて、印象的な小曽根真さんアレンジを、
都会の洗練された東京のイメージには、
クレバーなビルエヴァンスアレンジを。
コンテンポラリーで自由を感じさせ、発展していくメズム東京のコンセプトになぞらえて、
敢えてクラシックから、近現代の作曲家プーランクの作品。
・・・
こんな風に、五感から感じられること・ものから音楽的なイメージに置き換えて選曲しています。
ホテルでの演奏は、ジャズは定番中の定番で、
いわゆる「おしゃれ」な、センスが良く
高級感を出すにはぴったりなのですが、
ジャズだけで統一するのではなく、
ジャズとクラシックをセットリストに混ぜました。
最近、クラシックと景観・景色をリンクさせて楽しむことにはまっています。
一般的に難しいとされるクラシックですが、一緒に五感で豊かさを感じることができる、私なりの小さな提案です。
そうそう、メズム東京さんは「五感で楽しむ体験ができるホテル」でした。
(*mesm東京さんでは、
入館時に、検温や消毒はもちろん、お客様同士が接近しないよう、最大限の配慮がなされており、
生徒さん、私自身も感染防止に最大限努めております。)