私の経験

〜音楽を学ぶということ〜

山あり谷あり

私は4歳からピアノを学びはじめました。

母と姉が習っていたピアノ教室について行き、いつも見学をしていました。

単純ですが、楽しそうにレッスンをする様子に惹かれて、私も習いたい!と思い、ピアノを始めたことが、私が音楽の道へ進むきっかけとなりました。

先生は、とても根気よく、優しく丁寧に教えてくださる方でした。
ピアノを演奏する基礎となる指や手首の使い方や姿勢は、何ヶ月も繰り返し、習慣として身につくまで徹底したレッスンを行う日々。

コンクールに出場し、予選を通過。まだ、小学生だった私は、予選を通過した人数を知って、はじめてコンクールのことの重大さを感じました。

本選出場のための予選会で、なんと途中で1オクターブ間違えて弾くというミス。結果は、もちろん本戦には行けませんでした。

それから、ここぞ!という時の演奏に苦手意識を感じるようになりました。

ですが、先生は小手先のテクニックではなく、生涯にわたって生きる知識を教えてくださいました。根気よく教えていただいたおかげで、無理なく楽しみながらピアノを弾くことができるようになりました。
そして、作曲のコンクールがあり、大きな会場で演奏する機会をいただくことができたのです。

プロの奏者との共演や特別にレッスンを受けることで音楽表現の幅が広がったことはもちろんですが、新しい世界が広がり、目の前が開けたような気持ちになったことを覚えています。

ピアノに向かう時間が少なくなった時期もありました。

来週辞めよう!なんて思っていたことも何回もありました。

困難に出会うこともありましたが、自分なりに続けていくこと、見守りながらも時に厳しく指導してくださった先生方のおかげで、ピアノを続けていくことができました。

音楽を追究していく熱意、どんな状況でも真摯に向き合ってくださる姿勢・・・。音楽を続けていく信念を強く持つための心意気をも学ぶことができました。

音楽がある豊かさを伝えていくことを意識した音大時代

大学時代には、教員の免許を取得するために、教育実習や社会施設での実習を重ねました。また、ミュージカルの伴奏や編曲の仕事をする機会をいただきました。

音楽が流れるだけで、場の空気が変わってしまったり、曲ひとつで人ひとりの意識が変わっていく様子を目の当たりにして、自分が学んできたことを生かしたい、音楽を通して広がる世界や音楽がある豊かさを伝えていきたい、と思う気持ちが強くなりました。

卒業後は、音楽教育やリトミック、ピアノをはじめ、菅弦楽器や打楽器など、音の特徴や仕組みを専門的に学びました。

MusicBloomピアノ教室開講に寄せて

大学を卒業してから数年後、ピアノ教室での指導を始めました。

社会人として働きながら、会社で仕事をし、夜は社会人、土日はお子さんとのレッスン。体力的に厳しいこともありましたが、音楽で言葉を交わしているようで、生徒さんの演奏から元気をいただいていました。

教え始めてからも、音楽を続けていくことが難しい状況に出会うことが幾度となく訪れました。その度に、これまで乗り越えてきた経験を糧に進んできました。

2016年開講のまだ小さな教室ですが、演奏技術や音楽の知識を、生徒さんひとりひとりのために、惜しみなく伝えていきたいと思います。

レッスンではいつも、輝く感性と好奇心に満ちたお子さまの音楽性に感銘を受けています。音楽を通して、様々な体験を共にすることで生徒さん自身が世界を広げていけるように、足並みを揃えて追究する姿勢でレッスンに取り組んで参ります。

お子さまの心と、可能性に満ち溢れた才能に花を咲かせることができるよう貢献して参ります。

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